宇宙から帰還。祇園の暑い夏の終わりに
2009年9月 8日(火)
2009年9月4日 京都市円山公園
宇宙へ行った祇園枝垂れ桜の元で返還式をおこないました。
桜守・佐野藤右衛門先生のお話しのあと、JAMSS大竹優子からこの一年間の経緯をご説明し、桐箱に入れられた種169粒が、フライト証明書を添えて返納されました。
受け取ったのは、1年前に種を採取した小中7校の生徒さんたち。この7校は2011年には統合されてひとつの小中学校になるそうです。
藤右衛門先生のご指導により、生徒たちの手で直ちに播種が行われました。
最後に京都府立植物園の松谷茂園長先生から、いのちを育てることの大切さについてお話しをいただき、解散しました。
「みんなは今日な、いのちを植えたんやで。このいのちを大事にして見守って、受け継いでいかなぁあかん」という藤右衛門さんの言葉が印象的でした。花伝説のような事業を実施する意味は、このひと言につきるでしょう。
良く晴れた初秋の大気に祝福されたこの日、祇園枝垂れ桜は、緑濃い葉をたわわにつけて、受け継がれていくいのちを静かに見守っていました。
「皆さんが採取して下さった祇園枝垂桜のいのち(種)を、お手元に届けることができてほっとしています。これから皆さんで、桜の成長を、"いのち"を、大切に見守っていってください。そして自分たちの心も、祇園枝垂桜とともに宇宙旅行したことを忘れないでいて下さい。」大竹優子(京都コーディネーター)



