高桑星桜、中将姫誓願桜、根尾谷淡墨桜 そろって宇宙から帰還
2009年8月31日、月曜日
日本中が政権交代のニュース一色でしたが、この日、岐阜県岐阜市の高桑地区では、宇宙へ行った星桜のいのちの種の返還式が行われました。
宇宙飛行してきた星桜の種160粒は、おそろいのはっぴを着た小学生たちの太鼓と笛に出迎えられる中、境川中学校、岐阜大学教育学部附属中学校の生徒さんたちに手渡されました。寺のお堂に投影された若田さんからのメッセージに青少年は見入っていました。
保存会の方々、関係者、そして小中学生による歓迎の言葉を受けながら、宇宙飛行士となった星桜の種は、必ず芽を出すぞ、と気を吐いているように見えました。
明くる9月1日朝
同じ岐阜市の中将姫誓願桜の種265粒を返納しました。
1年前にこの種を宇宙へ送り出してくれた芥見東小学校の全校生徒の前で、玉田和浩保存会長のお話しに引き続き、堀田正明から詳細な宇宙フライトの説明をさせていただき、生徒代表に種の桐箱とフライト証明が引き渡されました。
1300年間、この桜が発芽したことはありません。しかし今回の宇宙フライトをきっかけに、多くの種が収集され、岐阜県林政部林政課によって発芽が試みられることになりました。奇跡の予感がします。
9月1日午後には岐阜県本巣市の根尾谷淡墨桜の種の返還式が、根尾中学校で行われました。
山間の清澄な空気の中で、桐箱に眠る花のいのち195粒が手渡され、生徒さんたちが全員でオカリナの演奏をしてくれました。
少年少女の純朴な思いが、大地の音色となって、淡墨桜を優しく包んでいくのでした。
種は淡墨桜保存会を中心に育成されていくことになっています。



