中村輝子先生からのお便り
2009年5月12日(火)
花伝説総合指導をいただいている中村輝子先生(日本女子大学名誉教授)から美しい小冊子を贈っていただきました。
"学園の桜"
内容は東京・目白にある日本女子大学キャンパスの桜の風物詩でした。この歴史ある大学の土地に守られて、昔の人が植えた幾種類もの桜が残っていて、春は名所になるとのことです。
中村先生は特に枝垂桜がお好きです。しだれた枝は宇宙ではどうなるのか、などの科学的研究をなさっています(無重力で大きく広がるのでしょうか。さぞや壮観でしょう)。
ふつう、どんな樹もそうですが、光合成を効果的に行うために、枝は上に伸びていきます。しだれてしまうのは遺伝的欠陥だと考えられています。これでは光合成の効果が落ち、普通の桜に生存競争で負けてしまいます。しかし、枝垂桜はその優美さから、人が意識的に保護しているので、各地に広まったのだと教えてくださいました。確かに花盛りの枝垂れが風に泳ぐ様はえもいえぬ美しさがありますね。たとえば平安時代から江戸時代にかけて、上方から姫さまが嫁いでくるときの持参品として流行していたとしたら。



