<宇宙桜は高知から>2009年12月18日
2010年1月 1日(金)
ついにやりました。
花伝説宇宙桜の発芽第一号。
宇宙という過酷な環境に行っても桜の命はしっかりと芽吹きました。
2009年12月5日、その第一報は『花伝説サミット』の会場で佐川町役場の橋掛室長が伝えてくださいました。
「稚木の桜が芽を出したようです。」
早速、その報はプロデューサー長谷川のもとへ、そしてちょうど基調講演を終えた佐野藤右衛門先生に伝えられ、急遽舞台裏で、橋掛室長から藤右衛門先生への発芽状況の報告が行われました。
後日、改めて武井先生から返還後の稚木の桜の種の様子と発芽の写真をお送りいただきました。
武井先生によると、返還式後の稚木の桜は、大きく3つのパターンに分けて播種されていました。
①播種後、露地に放置したグループ
②播種後、温室に放置したグループ
③播種後、一旦冷蔵庫に入れ、その後露地に放置したグループ
播種はいずれも9月7日の返還式後、1週間から1か月ほどの間に行われ、このうちの③のグループのものがいち早く発芽したようです。どうやら発芽には温暖な高知の気候も幸いしたようです。
③のパターンは、
・播種後11月上旬に5℃程度の冷蔵庫で1週間保管し、
・その後、露地(8~10℃の外気温)に置いたとのこと。
10粒ほど播種し、そのうち4粒が11月20日ころに発芽したそうです。
武井先生の分析によると、発芽したグループは、
・気温差が大きく
・5℃以下の気温を経験している
のがポイントかもしれないそうです。
また、温室に播いた②のグループについても、最近は室温が5℃程度まで下がったので、来春には発芽するだろう、ともおっしゃっていました。
一方、開花については、一般的に20~30㎝程度の背丈で開花するが、現状まだ8㎝程度であり、来春はまだ咲かないかもしれないとのことでした。
早く宇宙桜の開花を見てみたいものですが、こればかりは自然の摂理に従うしかありません。
宇宙桜を見ながら土佐宇宙酒を呷る春の佳き日が、待ち遠しいですね。
(高知県コーディネーター 貫井 智之)


